「Scratch で拡張現実(AR)を体験しよう」ミニワークショップ

こんにちは、CoderDojo調布メンターの「かんざき」です。

1月26日のCoderDojo調布では、ScratchXとiPhoneやiPadのアプリ「S2AR」を使ったミニワークショップを行いました。
S2AR」は、CoderDojo調布のチャンピオン石原さんが開発されている、Scratchで拡張現実(AR)を体験できる機能です。
「ScratchX」とは、Scratchに自作のブロックを追加できる実験版のScratchです。
自作のブロックをExtensionとして読み込むことができるので、見た目はScratch2と似ていますが、見慣れないブロックがずらっと並んでいます。

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今回はこの「S2AR」用の機能を開発されている「masa」さんに教えてもらいながら、AR空間にマイクラ風のお家を建ててみました。

iPhoneやiPadのアプリを起動して、ScratchXのブロックに表示されたIDを設定すると、接続ができます。
カメラでAR平面をマッピングして、原点を設置したあとは、いつものScratchと同じようにブロックで命令を組み立てて、家をつくっていきます。
なのですが、最初は3次元の座標系になかなか慣れなくて、壁を建てるつもりが床になってしまったり、ながーい棒になってしまったりと、みんな苦戦していたようです。(メンターの私自身、最初y軸とz軸を取り違えていて、なかなか壁が立ち上げられませんでした。。。)

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しかし、最初の壁の立て方がわかれば、あとは試行錯誤しながらみんな家を建てることに成功!
実際に見えている空間にマイクラ風の家が建つ様子は、なかなか面白かったです。

家を建てた後は、煙突をつけたり、窓をつくったりと、みんな独自の工夫をしてくれました。
ブロックの組み方で、アニメ風の表現も可能です。ニンジャの作ってくれたお家の煙突から、煙がアニメで出現するようにしてみました。


S2ARミニワークショップ

参加してくれたニンジャは楽しんでくれたようでよかったです!
教えてくれたmasaさんのサイトでは、S2ARのインストールやScratchXと連携して使用する方法が詳しく紹介されていますので、ワークショップに参加されなかった方でも、試してみることができます。

CoderDojo調布ではまた他にもミニワークショップを開く機会があると思いますので、ご参加お待ちしています!